“素養”の読み方と例文
読み方割合
そよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私たちは、お嬢さんがたほど信用がなかったのか、それとも私に音楽の素養そようがないと思ってか、侯は私たちには、そんな話をしませんでしたね。
暗号音盤事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
音楽家としての素養そようが、一朝一夕には得難えがたいことを知ると、ライプチッヒ大学の音楽学生として、良師ワイリングの下に六か月の大精進だいしょうじんを続け、和声学と対位法の大体を修得して
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
かつ漢学の素養そようも、より多くあったので、文字のつかい方も正しく、また彼の議論も今よりかえりみれば正当であったが、なに思いけん僕は突然とこよりムッと起き上がり、彼の上に馬乗りに乗り
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)