“素食”の読み方と例文
読み方割合
そしょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そんな風に穿鑿せんさくをすると同時に、老伯が素食そしょくをするのは、土地で好い牛肉が得られないからだと、何十年と継続している伯の原始的生活をも、猜疑さいぎの目を以て視る。
沈黙の塔 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そのコンスタンチン大帝の厚聘こうへいしりぞけてローマに拝趨はいすうせなんだり、素食そしょく手工で修業して百五歳まで長生したり、臨終に遺言してその屍の埋地を秘して参詣の由なからしめ