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素裸足
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すはだし
ふりがな文庫
“
素裸足
(
すはだし
)” の例文
冬
足袋
(
たび
)
もゆるされずに
素裸足
(
すはだし
)
でいなければならなかったことなどを聞かれて、ふしぎな夢もの語りのようにも思われたようでした。
アインシュタイン教授をわが国に迎えて
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
身は、やぶれ
衣
(
ごろも
)
に、
縄
(
なわ
)
の
帯
(
おび
)
一つ。そして、
沓
(
くつ
)
よりは丈夫らしい
素裸足
(
すはだし
)
で、ぬっと、大地から
生
(
は
)
えているというかたちである。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは
素裸足
(
すはだし
)
に大黒傘を下げた、まだ年の若い女だつた。彼女は殆ど衝動的に、もと来た雨の中へ飛び出さうとした。
お富の貞操
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その中を、
首魁
(
しゅかい
)
の浄憲法師が、
素裸足
(
すはだし
)
のまま、院の内から縄がらめになって突き出されてきた。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
露を踏みながら、盛綱は、自分の
素裸足
(
すはだし
)
な足を見た。百姓と変りはない。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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無礼な視線を二人に浴びせかけて、群がっている雑多な人々は、ちょっと意味の
酌
(
く
)
めない方言で、口から口へ、何かガヤガヤと云い合っていたが、そのうちに
河童
(
かっぱ
)
のような頭をした
素裸足
(
すはだし
)
の少年が
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
裸
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“素裸”で始まる語句
素裸
素裸体