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もんしょう
ふりがな文庫
“
紋章
(
もんしょう
)” の例文
その当日は数十
軒
(
けん
)
の「筋目の者」たちは十六の
菊
(
きく
)
のご
紋章
(
もんしょう
)
の附いた
裃
(
かみしも
)
を着ることを許され、知事代理や郡長等の上席に
就
(
つ
)
くのである。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
彼はそのことを
寧
(
むし
)
ろ得意に感じていたと見えて、蠍が背中を曲げて敵に飛びかかろうとしている醜い姿を、彼自身の
紋章
(
もんしょう
)
として使用したのだ。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
王子と王女の
紋章
(
もんしょう
)
が、星のようにひかってついていました。ぎょしゃや、べっとうや、おさきばらいが——そうです、おさきばらいまでが——金の
冠
(
かんむり
)
をかぶってならんでいました。
雪の女王:七つのお話でできているおとぎ物語
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
その馬車には、王子と王女の
紋章
(
もんしょう
)
が、お星さまのようにキラキラ光っていました。
雪の女王:――七つのお話からできている物語――
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
祖先伝来の
丹塗
(
にぬ
)
りの
長持
(
ながもち
)
や、
紋章
(
もんしょう
)
の様な
錠前
(
じょうまえ
)
のついたいかめしい
箪笥
(
たんす
)
や、虫の食った
鎧櫃
(
よろいびつ
)
や、不用の書物をつめた本箱や、その
他
(
ほか
)
様々のがらくた道具を、
滅茶苦茶
(
めちゃくちゃ
)
に置き並べ積重ねた。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
“紋章”の解説
紋章(もんしょう、en: Coat of Arms)とは、個人および家系を始めとして、公的機関、組合(ギルド)、軍隊の部隊などの組織および団体などを識別し、特定する意匠又は図案である。ここでは、主にヨーロッパを発祥とする紋章について述べる。
(出典:Wikipedia)
紋
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
章
常用漢字
小3
部首:⽴
11画
“紋章”で始まる語句
紋章のない石
紋章模様