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紋日
ふりがな文庫
“紋日”の読み方と例文
読み方
割合
もんび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もんび
(逆引き)
大抵のよい客はあしたの
紋日
(
もんび
)
を約束して今夜は来ない。引け過ぎの廓はひっそりと沈んで、絹糸のような春雨は音もせずに軒を流れていた。
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
親父は廓の遊び人で、
紋日
(
もんび
)
の
虎
(
とら
)
という手のつけられないあぶれ者だが、死んだ母だけは、今も温かく甘く涙ぐましく、お綱の胸に残っている。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いくら来ても振って/\振り抜きますが、お客は来て来て来抜き、
紋日
(
もんび
)
の仕舞い何やかやまで
行届
(
ゆきとゞ
)
かし、少しも厭らしい事を云わずに帰ります。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
紋日(もんび)の例文をもっと
(7作品)
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“紋日”の意味
《名詞》
公認の遊郭で五節句や松の内など特別な日のこと。遊女は必ず客をとり、揚代も高かった。
(出典:Wiktionary)
紋
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
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紋
紋着
紋付
紋附
紋所
紋服
紋縮緬
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紋切形
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