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紅紫
ふりがな文庫
“紅紫”の読み方と例文
読み方
割合
こうし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうし
(逆引き)
素通りした人の多かったのも無理はありませんが、実はその
暖簾
(
のれん
)
の陰にこそ、
紅紫
(
こうし
)
とりどりの女の歴史が、画かれてあったのであります。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
雛店というと、目の前に描き出されるのは直ちに店一杯真赤な色をしている、その赤い中に、金色もあれば、青色もあり、紫色もあり、白色もあり、
紅紫
(
こうし
)
燦爛
(
さんらん
)
、人目を
眩
(
くらま
)
するような感じである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
林の
端
(
はず
)
れは広い
草原
(
くさはら
)
になっていた。そこに十坪位の小さい池があってきれいな水を
湛
(
たた
)
えていたが、その池の
縁
(
へり
)
にも
紅紫
(
こうし
)
とりどりの躑躅や皐月の花があった。憲一はその池の
縁
(
へり
)
へ往って腰をかけた。
藤の瓔珞
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
紅紫(こうし)の例文をもっと
(4作品)
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“紅紫”の意味
《名詞》
紅と紫色。美しい色彩の例え。
(出典:Wiktionary)
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
紫
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
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