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紅丸
ふりがな文庫
“紅丸”の読み方と例文
読み方
割合
べにまる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べにまる
(逆引き)
傍
(
かたわ
)
らに引き添ったは童子の
紅丸
(
べにまる
)
、並んでいるのは猪十郎。この二人にも変化はない。一人は珠のように美しく、一人は醜くて
跛者
(
びっこ
)
である。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「そんなもんじゃありません。チンドン屋の
紅丸
(
べにまる
)
っていうものです。人ちがいです。わたしゃ、何も悪いことはしません。はなしてください……。」
透明怪人
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
私
(
わし
)
にしてからが大勢はいけない。大名行列という奴は、山師の看板と同じだからなあ。
猪
(
い
)
十
郎
(
ろう
)
さんと
紅丸
(
べにまる
)
さん、眼を病んでいる
白烏
(
しろがらす
)
さん、三人のお供で充分だ。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
紅丸(べにまる)の例文をもっと
(2作品)
見る
“紅丸”の解説
紅丸(くれないまる)は、1900年(明治33年)に竣工し、1911年(明治44年)に大阪商船が購入して運航した貨客船。
「初代」の「瀬戸内海の女王」とも言うべき存在で、大阪、神戸と別府温泉を結びつける大きなきっかけを作った貨客船である。その後、大阪 - 別府航路にはその名を引き継いだ船がたびたび就航した(くれない丸を参照)。
(出典:Wikipedia)
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“紅”で始まる語句
紅
紅葉
紅蓮
紅絹
紅玉
紅色
紅白粉
紅殻
紅梅
紅味
“紅丸”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
国枝史郎