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粲然
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ぱつ
ふりがな文庫
“
粲然
(
ぱつ
)” の例文
粲然
(
ぱつ
)
としたる紋御召の
袷
(
あはせ
)
に
黒樗文絹
(
くろちよろけん
)
の
全帯
(
まるおび
)
、
華麗
(
はなやか
)
に
紅
(
べに
)
の入りたる友禅の
帯揚
(
おびあげ
)
して、
鬢
(
びん
)
の
後
(
おく
)
れの
被
(
かか
)
る
耳際
(
みみぎは
)
を
掻上
(
かきあ
)
ぐる左の手首には、
早蕨
(
さわらび
)
を
二筋
(
ふたすぢ
)
寄せて
蝶
(
ちよう
)
の宿れる
形
(
かた
)
したる例の腕環の
爽
(
さはやか
)
に
晃
(
きらめ
)
き
遍
(
わた
)
りぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“粲然”の意味
《形容動詞》
粲然(さんぜん)
「燦然」の別表記。
(出典:Wiktionary)
粲
漢検1級
部首:⽶
13画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“粲”で始まる語句
粲
粲々
粲爛