“粉虀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こな/″\50.0%
ふんさい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乳母 はれ、頭痛づつうがする! あゝ、なんといふ頭痛づつうであらう! あたま粉虀こな/″\くだけてしまひさうにうづくわいの。脊中せなかぢゃ。……そっち/\。
針もて展翅板てんしばんへ留め居る眼前へ鼠群襲い来り、予が一疋の蝶に針さす間に先様から鼠に粉虀ふんさいされ、一方へ追い廻る間に他方より侵来して何ともなる事でなかった。