トップ
>
籠舁
>
かごかき
ふりがな文庫
“
籠舁
(
かごかき
)” の例文
武士は声をかけられて初めて
吾
(
われ
)
に返った。そこには一
挺
(
ちょう
)
の
山籠
(
やまかご
)
を据えて
籠舁
(
かごかき
)
が休んでいた。武士は一刻も早く
鬼魅
(
きみ
)
悪い場所を離れたかった。
山寺の怪
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
言わないことか、六尺と陸尺との混線だ、すなわちこれは、このごろ江戸の市中に溢れていた諸国諸大名の陸尺、即ち
籠舁
(
かごかき
)
の人足の転向だ。
大菩薩峠:41 椰子林の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
そのマホー(スペインの
伊達者
(
だてしゃ
)
)をめかしやと言い、そのトランステヴェレノ(ローマのチベル彼岸の民)を郭外人と言い、そのハンマル(インドの
籠舁
(
かごかき
)
)を市場人足と言い
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
舁
漢検1級
部首:⾅
9画
“籠”で始まる語句
籠
籠手
籠城
籠絡
籠居
籠中
籠抜
籠堂
籠屋
籠行燈