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簾戸
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すど
ふりがな文庫
“
簾戸
(
すど
)” の例文
日除
(
ひよ
)
けの
簾戸
(
すど
)
で暗く感ぜられる
角座敷
(
かどざしき
)
の入口に足を踏み入れた時、わたしは正面に坐つてゐる青木の父親をチラと見た。
愚かな父
(新字旧仮名)
/
犬養健
(著)
お久美の意思が、そう固くきめられたとき、
簾戸
(
すど
)
があいて、庄吉の元気な顔が、茶の間へはいって来た。
あの顔
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
簾戸
(
すど
)
を開けて迎え入れると、お久良は啓之助を見ながら、意味ありげに
笑
(
え
)
くぼを作って
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
駕の
簾戸
(
すど
)
から外を見れば、うららかな武蔵野の風物がゆるく、後へ後へと流れてゆく
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
簾戸
(
すど
)
を立てた部屋の内から
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
すると、さっきの
簾戸
(
すど
)
の蔭で
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“簾”で始まる語句
簾
簾中
簾越
簾下
簾外
簾子
簾裡
簾藤
簾麩
簾垂