“簾屏風”の読み方と例文
読み方割合
すだれびょうぶ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
氷が来た時分に、表から風の吹き通す茶の間の入口の、簾屏風すだれびょうぶの蔭にていた正雄も、やっと目を覚ましかけて来た。正雄はそのころ、叔父の知っている八重洲河岸やえすがしの洋服屋へ行っていた。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)