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箱屋
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はこや
ふりがな文庫
“
箱屋
(
はこや
)” の例文
男は伊三郎という
新富町
(
しんとみちょう
)
見番
(
けんばん
)
の
箱屋
(
はこや
)
で、何でもここの家のおかみさんが待合の女中をしている
時分
(
じぶん
)
から好い仲であったらしい。
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
近処の犬だの、
箱屋
(
はこや
)
だの、出前持だの、芸者などが、絶え間なく
通過
(
とおりすぎ
)
るので、二人は
立談
(
たちばなし
)
もそこそこに右と左へわかれた。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
いや味な事は言わないかわり、お客になって飲み食いもした事がない。以前はどこかの
箱屋
(
はこや
)
だともいうし役者の
男衆
(
おとこしゅう
)
だったという
噂
(
うわさ
)
もある。君江はこの男から日比谷の占者のことをきいたのである。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“箱屋”の解説
箱屋(はこや)は、箱の製造業者を指す場合と、箱に入れた三味線を持ち、芸者の共をする者を指す場合とがある。
(出典:Wikipedia)
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“箱”で始まる語句
箱
箱根
箱丁
箱書
箱館
箱車
箱入
箱膳
箱庭
箱根山