トップ
>
筐中
>
きょうちゅう
ふりがな文庫
“
筐中
(
きょうちゅう
)” の例文
あたかもこれを
筐中
(
きょうちゅう
)
に秘蔵するが如くせんとするも、天下、人を
蔵
(
おさむ
)
るの
筐
(
はこ
)
なし、一旦の機に逢うてたちまち破裂すべきをいかんせん。
経世の学、また講究すべし
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
草木の種子、これを地にううれば芽を出だして草木の形を成し、これを
筐中
(
きょうちゅう
)
におさむれば依然として常に種子なり。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
ただ
遺憾
(
いかん
)
なるは
彼
(
か
)
の
脇屋
(
わきや
)
某が
屠腹
(
とふく
)
を命ぜられたる事を聞き、かかる
暴政
(
ぼうせい
)
の下に
在
(
あり
)
ては
何時
(
いつ
)
いかなる
嫌疑
(
けんぎ
)
をうけて首を
斬
(
き
)
られんも知れずと思い、その時
筐中
(
きょうちゅう
)
に
秘
(
ひ
)
し
置
(
おき
)
たる
書類
(
しょるい
)
は
大抵
(
たいてい
)
焼捨
(
やきすて
)
ました
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
筐
漢検1級
部首:⽵
12画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“筐”で始まる語句
筐
筐底
筐柳