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笹紅
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ささべに
ふりがな文庫
“
笹紅
(
ささべに
)” の例文
厚化粧に
笹紅
(
ささべに
)
の
極彩色
(
ごくさいしき
)
をして、精いっぱいの媚と、踊りで鍛えた若々しい身のこなしを見ると、二十二三より上ではありません。
銭形平次捕物控:030 くるい咲き
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
で、これのみ
巫女
(
みこ
)
の手を借りぬ、
容色
(
きりょう
)
も
南地
(
なんち
)
第一人。袴の色の緋よりも冴えた、
笹紅
(
ささべに
)
の
口許
(
くちもと
)
に美しく
微笑
(
ほほえ
)
んだ。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
女の使う
笹紅
(
ささべに
)
を、筆に含ませて書いた文字が二十五。平次が見てもなかなかの達筆ですが、不思議なことに、最初の一行が「あなかしこ」と読めるだけ、あとは、どう読んでも意味が通じません。
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
救いを求める言葉が、
笹紅
(
ささべに
)
を含んだ小染の唇から
迸
(
ほとばし
)
りました。
銭形平次捕物控:118 吹矢の紅
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
笹
漢検準1級
部首:⽵
11画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“笹”で始まる語句
笹
笹藪
笹屋
笹縁
笹子
笹野
笹鳴
笹穂
笹山
笹色