“競走(レース)” の例文
寺田はしかしそんなあたりの空気にひとり超然(ちょうぜん)として、惑いも迷いもせず、朝の最初の競走(レース)から1の番号の馬ばかり買いつづけていた。
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
今日(こんにち)、世界(せかい)で最大(さいだい)な船(ふね)は長(なが)さ二百三十ヤード、即(すなは)ち町(ちやう)にして二町(ちやう)を超(こ)ゆるものもある、本船(ほんせん)の如(ごと)きも其(その)一で、競走(レース)は前部甲板(ぜんぶかんぱん)から後部甲板(こうぶかんぱん)へと
そして次の障碍(しょうがい)競走(レース)では、人気馬が三頭も同じ障碍で重なるように落馬し、騎手がその場で絶命するという騒(さわ)ぎの隙(すき)をねらって
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
最後の古呼(ふるよび)特ハン競走(レース)で、寺田はあり金全部を1のハマザクラ号に賭けた。これを外してしまえば、もう帰りの旅費もない。
競馬 (新字新仮名) / 織田作之助(著)