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端麗
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あでやか
ふりがな文庫
“
端麗
(
あでやか
)” の例文
と、
頭
(
こうべ
)
を垂れて、ハッと云って、
俯向
(
うつむ
)
く
背
(
せな
)
を、人目も恥じず、
衝
(
つ
)
と抱いて、
手巾
(
ハンカチ
)
も取りあえず、袖にはらはらと落涙したのは、世にも
端麗
(
あでやか
)
なお町である。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
其の蔭に、
端麗
(
あでやか
)
さも
端麗
(
あでやか
)
に、
神々
(
こうごう
)
しさも神々しい、緋の
袴
(
はかま
)
の姫が、お
一方
(
ひとかた
)
、孫一を一目見なすつて
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
其
(
そ
)
の
蔭
(
かげ
)
に、
端麗
(
あでやか
)
さも
端麗
(
あでやか
)
に、
神々
(
かう/″\
)
しさも
神々
(
かう/″\
)
しい、
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
の
姫
(
ひめ
)
が、お
一方
(
ひとかた
)
、
孫一
(
まごいち
)
を
一目
(
ひとめ
)
見
(
み
)
なすつて
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“端麗”の意味
《名詞》
端麗(たんれい)
姿形が整っていて美しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
麗
常用漢字
中学
部首:⿅
19画
“端麗”で始まる語句
端麗無比
端麗微妙