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端睨
ふりがな文庫
“端睨”の読み方と例文
読み方
割合
たんげい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんげい
(逆引き)
後
(
あと
)
のは、
天狗
(
てんぐ
)
、魔の
仕業
(
しわざ
)
で、
殆
(
ほとん
)
ど
端睨
(
たんげい
)
すべからざるものを云う。これは
北国辺
(
ほっこくへん
)
に多くて、関東には少ない様に思われる。
一寸怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
窮
(
きわ
)
め尽くせないのは人の心の種々相とその動き方の
端睨
(
たんげい
)
すべからざる多様性であります。
奇談クラブ〔戦後版〕:17 白髪の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
また、その奥の幽深な境には、一にして一ならず、二にして二ならずといふやうな、また、その反対に、一は一、二は二と言つたやうな、
端睨
(
たんげい
)
すべからざるものがかくされてあるといふことがわかる。
ある時に
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
端睨(たんげい)の例文をもっと
(3作品)
見る
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
睨
漢検1級
部首:⽬
13画
“端”で始まる語句
端
端折
端書
端緒
端唄
端然
端近
端々
端居
端倪
“端睨”のふりがなが多い著者
田山録弥
田山花袋
泉鏡花
野村胡堂