“竜野”の読み方と例文
旧字：龍野
読み方割合
たつの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを、人囲いに取り巻いて、宥（なだ）めていると、側を通った播州（ばんしゅう）竜野（たつの）の城主脇坂淡路守（あわじのかみ）が
新編忠臣蔵 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)
富井於菟女史は播州（ばんしゅう）竜野（たつの）の人、醤油（しょうゆ）屋に生れ、一人（いちにん）の兄と一人（いちにん）の妹とあり。
妾の半生涯 (新字新仮名) ／ 福田英子(著)
周防都濃（つの）郡須々万村大字須々万奥小字国木峠、遠江（とおとうみ）周智（しゅうち）郡宇刈（うかり）村大字宇刈小字国木谷、常陸多賀郡鮎川（あゆかわ）村大字成沢（なるさわ）小字槶木沢などはその例である。文人国木田独歩君は播州竜野（たつの）の藩士であった。
地名の研究 (新字新仮名) ／ 柳田国男(著)