立退たちのく)” の例文
なし神田三河町惣右衞門の方迄立退たちのくべし藤五郎樣には我々御供を致し後より行んほどに必ず共に仕損しそんずまじと申含め置豫々かね/″\相※あひづの支度してお島が手引を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なし我が心にしたがはゞ直に同道して立退たちのくべしもし不承知ならば止事を得ず手足をしばりてなりとも思ひを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
立退たちのかうと云ふを夫三五郎が止めて烟草入を證據しようこに富右衞門にかぶせる上は立退たちのくに及ばぬ急に立去たちさらば却つて疑惑うたがひかゝると云れてお前は氣が付身躰みこしすゑたでは無か其時に三十兩と云ふ金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)