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立前
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たてまえ
ふりがな文庫
“
立前
(
たてまえ
)” の例文
弁信が来たものですから、手紙の方はそのままにして置いて、お茶の
立前
(
たてまえ
)
にかかりました。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
これは附属職業の中でも重要なもので、それに狂いがあっては大変です。建築でいえば
立前
(
たてまえ
)
だから立前が狂っていては家は建たぬわけ、木寄師がまずかった日には仏師は手が附かぬというのです。
幕末維新懐古談:08「木寄せ」その他のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
一 まゐり来てこのけんだん
様
(
さま
)
を見申せや、
御町間中
(
おんまちまなか
)
にはたを
立前
(
たてまえ
)
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
三日経つと
立前
(
たてまえ
)
という晩であった。
牡丹
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
といふ
立前
(
たてまえ
)
なのである。
講談先生
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“立”で始まる語句
立
立派
立退
立停
立場
立上
立出
立竦
立籠
立塞