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空返事
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そらへんじ
ふりがな文庫
“
空返事
(
そらへんじ
)” の例文
宜
(
い
)
い
加減
(
かげん
)
に
家
(
うち
)
でも
拵
(
こしら
)
へる
仕覺
(
しがく
)
をしてお
呉
(
く
)
れと
逢
(
あ
)
ふ
度
(
たび
)
に
異見
(
ゐけん
)
をするが、
其時
(
そのとき
)
限
(
かぎ
)
りおい/\と
空返事
(
そらへんじ
)
して
根
(
ね
)
つから
氣
(
き
)
にも
止
(
と
)
めては
呉
(
く
)
れぬ、
父
(
とつ
)
さんは
年
(
とし
)
をとつて
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
さうしてそれがまた、あの案内の女が、
喋
(
しやべ
)
りつづけに喋つて居るその家の由来に就て、何の興味も持たぬらしく、ただ無愛想に
空返事
(
そらへんじ
)
を与へて居るに過ぎなかつた
所以
(
ゆゑん
)
ででもある。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
返
常用漢字
小3
部首:⾡
7画
事
常用漢字
小3
部首:⼅
8画
“空返”で始まる語句
空返辞