空虚からあき)” の例文
... 引張ひっぱって来さっせい」お代「そうでもしなけりゃこの腹がえねいだ。和女おまえも一緒に来さっせい」と怒りのあまりに家の内を空虚からあきとなし
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
外套がいとうを着て、彼等夫妻は家を空虚からあきにして出かけた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
空虚からあきにして出たから明巣覘あきすねらいが入ったのだ。泥棒泥棒
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)