“空笑”の読み方と例文
読み方割合
そらわら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういうと、とってつけたような空笑そらわらいをしながら、食堂の脇間のような部屋に連れこんだ。
雪間 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「だが、彼奴やつもつまんねえだろうと思う。三日に挙げず喧嘩けんかして、毒づかれて、打撲はりとばされてさ。……おら頭から人間並みの待遇あつかいはしねえんだからね。」と新吉は空笑そらわらいをした。
新世帯 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
甲「いやな奴だな、空笑そらわらいをしやアがって」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)