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空桶
ふりがな文庫
“空桶”の読み方と例文
読み方
割合
からおけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からおけ
(逆引き)
酒売りの男は、愛想をいうと、
空桶
(
からおけ
)
担
(
にな
)
って、もと来た坂道の方へ、すたすたと、足早に立去ってしまった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
向うから
空桶
(
からおけ
)
を
担
(
かつ
)
いで来る女がある。塩浜から帰る
潮汲
(
しおく
)
み女である。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
村の
三
(
み
)
ツ
叉
(
また
)
道
(
みち
)
を、妙な野郎が、二つの
空桶
(
からおけ
)
を
担
(
かつ
)
いで素っ飛んできやがった
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
空桶(からおけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
“空桶”のふりがなが多い著者
吉川英治
森鴎外