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穴埋
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あなうめ
ふりがな文庫
“
穴埋
(
あなうめ
)” の例文
私は
鋸屑
(
おがくず
)
を
膠
(
にかわ
)
で練っていたのだ。万豊の桐畑から仕入れた材料は、ズイドウ虫や
瘤穴
(
こぶあな
)
の
痕
(
あと
)
が
夥
(
おびただ
)
しくて、下彫の
穴埋
(
あなうめ
)
によほどの手間がかかった。
鬼涙村
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
島田の奴が馬を
引張
(
ひっぱ
)
って来たので、仕方がないから
有合
(
ありあ
)
いのものを典じて始末をつけたが、その
穴埋
(
あなうめ
)
をしなけりゃならん。
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
果してそれが柳屋のならんには、米が砂利になる法もあれ、お囲いなどとは、推参な! 井戸端の悪口
穴埋
(
あなうめ
)
にして、湯屋の雑言焼消そう、と殺気を帯びて来たのであるから、愛吉はこれは、と思った。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
埋
常用漢字
中学
部首:⼟
10画
“穴”で始まる語句
穴
穴蔵
穴倉
穴居
穴守
穴籠
穴賢
穴山梅雪
穴師
穴太