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稲叢
ふりがな文庫
“稲叢”の読み方と例文
読み方
割合
いなむら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いなむら
(逆引き)
その男が、あっけらかんとしている途端に、
四辺
(
あたり
)
の
稲叢
(
いなむら
)
のかげから、同じような程度の遊び人
体
(
てい
)
の(旅装の)男がのこのこと出て来ました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
背負っていった大風呂敷を持って彼は、舞台のほうへ出かけてゆくと、
定式幕
(
じょうしきまく
)
や
野遠見
(
のどおみ
)
の背景や小道具の
稲叢
(
いなむら
)
を飾りつけた。
円太郎馬車
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
二人の百姓はずっとはなれた
稲叢
(
いなむら
)
のところにおり、七十郎は畦道に立っている
稲架
(
いねかけ
)
から、手ごろの添木を一本抜き取った。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
稲叢(いなむら)の例文をもっと
(6作品)
見る
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
叢
漢検準1級
部首:⼜
18画
“稲”で始まる語句
稲荷
稲妻
稲
稲光
稲田
稲扱
稲荷様
稲村
稲荷鮨
稲荷町
“稲叢”のふりがなが多い著者
ラビンドラナート・タゴール
エドワード・シルヴェスター・モース
正岡容
中里介山
佐々木味津三
山本周五郎