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稚松
ふりがな文庫
“稚松”の読み方と例文
読み方
割合
わかまつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わかまつ
(逆引き)
揃いも揃って美しい七人の姉妹の間に、父母の溺愛にちやほやされて、荒い風に揉まれず育った君は素直な、柔らかな
稚松
(
わかまつ
)
であった。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
左は
楊
(
やなぎ
)
と
稚松
(
わかまつ
)
と雑木の緑と
鬱
(
うつ
)
した青とで
野趣
(
やしゅ
)
そのままであるが、遊園地側の白い道路は直立した細い赤松の並木が続いて、一
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
昨夜以来御心痛
奉拝察候
(
はいさつたてまつりそうろう
)
、御令嬢は
恙
(
つつが
)
なく我輩の掌中に
在之候
(
これありそうら
)
えば慮外ながら、御放念相成度万一御希望なれば、金一万五千円○○山麓記念碑
裡
(
うち
)
、
稚松
(
わかまつ
)
の根方へ御埋没あり次第御帰還の
取計可仕
(
とりはからいつかまつるべく
)
誘拐者
(新字新仮名)
/
山下利三郎
(著)
稚松(わかまつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
稚
常用漢字
中学
部首:⽲
13画
松
常用漢字
小4
部首:⽊
8画
“稚”で始まる語句
稚
稚児
稚子
稚気
稚兒
稚拙
稚内
稚児髷
稚心
稚児輪
“稚松”のふりがなが多い著者
山下利三郎
倉田百三
北原白秋