禅椅ぜんい)” の例文
魯達もあわててを合せる。——見れば長老の上人は、払子ほっすを払って、やおら禅椅ぜんいかかった様子。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
見ると、一つの禅椅ぜんい(寺椅子いす)がいていたので、魯達は澄ましこんでそれに腰かけた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)