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礑
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はつ
ふりがな文庫
“
礑
(
はつ
)” の例文
云から待てゐよ必ず忘るゝ事
勿
(
なか
)
れと
憤怒
(
ふんぬ
)
の
目眥
(
まなじり
)
逆立
(
さかだ
)
つて
礑
(
はつ
)
たと
白眼
(
にらみ
)
兩の手をひし/\と
握
(
にぎ
)
りつめ
齒
(
は
)
を
喰
(
くひ
)
しばりし
恐怖
(
おそろ
)
しさに忠兵衞夫婦は
白洲
(
しらす
)
をも
打忘
(
うちわす
)
れアツと云樣立上り
迯
(
にげ
)
んとするを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
得ずと申されければ長庵は
病中
(
びやうちう
)
故
(
ゆゑ
)
心
(
こゝろ
)
に任せず
今更
(
いまさら
)
後悔
(
こうくわい
)
仕つり候併し先年中山出雲守樣の御
裁許濟
(
さいきよずみ
)
に相成候事と申す時越前守殿
礑
(
はつ
)
たと
白眼
(
にらま
)
れ如何に長庵其方病中にて見送りさへ致し得ぬと申しながら何として其廿八日の
未明
(
みめい
)
に平川天神の裏門通りを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
礑
漢検1級
部首:⽯
18画