“硝子器”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うつわ50.0%
ガラスうつは50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ビールのびんがやがて手に来る。わえた綱を解いて、それを勝手へ持って来て、土瓶に移して、コップ三つと、砂糖を入れた硝子器うつわとを盆にのせて、兄の話している座敷へ持って行く。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
われはかしこより彩色の硝子器ガラスうつは數種を得たれば、この頃そを時代別じだいわけにして小論文一篇を作りぬ。今君に見せて、彩色に關する二三の疑をたゞさばやと思ふなり。アントニオ君はしばし妻の許に居給へ。