トップ
>
破垣
ふりがな文庫
“破垣”の読み方と例文
読み方
割合
やれがき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やれがき
(逆引き)
固
(
もと
)
からの耕地でない
証
(
あかし
)
には
破垣
(
やれがき
)
のまばらに残った
水田
(
みずた
)
を
熟
(
じっ
)
と闇夜に透かすと、鳴くわ、鳴くわ、好きな蛙どもが装上って浮かれて唱う、そこには見えぬ花菖蒲、
杜若
(
かきつばた
)
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
破垣
(
やれがき
)
に日の照りまぶし思はぬにほつつりと一つ雨の粒落ちぬ
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
早
夜
(
よ
)
は更けて、夏とはいえど、風
冷々
(
ひやひや
)
と身に染みて、
戦慄
(
ぞっ
)
と寒気のさすほどに、
酔
(
えい
)
さえ
醒
(
さ
)
めて茫然と金時は
破垣
(
やれがき
)
に
依懸
(
よりかか
)
り、眠気つきたる
身体
(
からだ
)
の
重量
(
おもみ
)
に、竹はめっきと折れたりけり。
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
破垣(やれがき)の例文をもっと
(5作品)
見る
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
垣
常用漢字
中学
部首:⼟
9画
“破垣”で始まる語句
破垣花守
検索の候補
破垣花守
“破垣”のふりがなが多い著者
泉鏡花
北原白秋