“砂除”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すなよ50.0%
すなよけ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぴんと反らした鼻の下のひげとともに、砂除すなよけの素通し、ちょんぼりした可愛い目をくるりとったが、ひょんな顔。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
東京はからッ風で塵埃ほこりひどいから、眼を悪くせまいための砂除すなよけだっていうの、勉強ざかりなら洋燈ランプをカッカと、ともして寝ない人さえあるんだのに、そう身体からだばかりかばってちゃあ
化銀杏 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)