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石高
ふりがな文庫
“石高”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こくだか
77.8%
いしだか
22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こくだか
(逆引き)
軸に書かれた八郎次の孫なる当代大和田十郎次は、旗本も旗本、
石高
(
こくだか
)
二千八百石を領する
小普請頭
(
こぶしんがしら
)
のちゃきちゃきだったからです。
旗本退屈男:08 第八話 日光に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
ずっと以前の例によると、助郷を勤める村々は五か年を平均して、人足だけでも一か年の
石高
(
こくだか
)
百石につき、十七人二分三厘三毛ほどに当たる。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
石高(こくだか)の例文をもっと
(7作品)
見る
いしだか
(逆引き)
道が段々山里の方へ入つて行くと、
四辺
(
あたり
)
が一層
闃寂
(
ひつそり
)
して来て、
石高
(
いしだか
)
な道を
挽
(
ひ
)
き悩んでゐる人間さへが
何
(
ど
)
んな心をもつてゐるか判らないやうに
怕
(
おそ
)
れられた。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
箱根の
石高
(
いしだか
)
道をひきおろし、神田
誓願寺
(
せいがんじ
)
前の松浦侯の
上邸
(
かみやしき
)
におさまったところを拝見に出かけたが、臼砲の口径は一尺二寸、砲身の長さは十五尺もあるという、思いもかけぬ
大物
(
おおもの
)
だったので
ひどい煙
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
石高(いしだか)の例文をもっと
(2作品)
見る
“石高”の意味
《名詞》
江戸時代、土地の生産力を米ができる量に換算して表したもの。
(出典:Wiktionary)
“石高”の解説
石高(こくだか)とは、近世の日本において土地の生産性を石という単位で表したもの。太閤検地以降、地租改正まで、大名・旗本の収入および知行や軍役等諸役負担の基準とされ、所領の規模は面積ではなく石高で表記された。また農民に対する年貢も石高を元にして徴収された。
(出典:Wikipedia)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“石高”で始まる語句
石高路
石高道
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“石高”のふりがなが多い著者
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柳田国男
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森鴎外
久生十蘭
山本周五郎