石砲せきほう)” の例文
城兵は生気をとりもどし、壁をつくろい、石垣を修築し、さらに新しい防塁を加えて、弩弓どきゅう石砲せきほうをならべ
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
闘艦=これは最もおおきくまた堅固にできている。艦の首尾には石砲せきほうを備えつけ、舷側には鉄柵てっさくが結いまわしてある。また楼には弩弓どきゅう懸連かけつらね、螺手らしゅ鼓手が立って全員に指揮合図を下す。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)