“石槨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せきくわく50.0%
せっかく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで西面せいめん横穴よこあなには斷念だんねんして、山頂さんてう主墳探しゆふんさがしに全力ぜんりよくつくこととなつたが、相變あひかはらず埴輪圓筒はにわゑんとう破片はへんや、埴輪土馬はにわどば破片等はへんとうくらゐで、さら石槨せきくわく突當つきあたらぬ。如何どう古墳こふんいらしい。
「石戸」は石棺を安置する石槨せっかくの入口を、石を以て塞ぐので石戸というのである。これ等の歌も追悼するのに葬った御墓のことを云っている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)