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石城
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いはき
ふりがな文庫
“
石城
(
いはき
)” の例文
「小泊瀬山」の「を」は接頭詞、泊瀬山、今の
初瀬
(
はせ
)
町あたり一帯の山である。「
石城
(
いはき
)
」は石で築いた
廓
(
かく
)
で此処は墓のことである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
意富
(
おほ
)
の臣
四
、
小子部
(
ちひさこべ
)
の連、坂合部の連、火の君、
大分
(
おほきた
)
の君、阿蘇の君、筑紫の
三家
(
みやけ
)
の連、
雀部
(
さざきべ
)
の臣、雀部の造、
小長谷
(
をはつせ
)
の造、
都祁
(
つげ
)
の直、伊余の國の造、
科野
(
しなの
)
の國の造、道の奧の
石城
(
いはき
)
の國の造
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
寧ろ、「事しあらば
小泊瀬山
(
をはつせやま
)
の
石城
(
いはき
)
にも
籠
(
こも
)
らば共にな思ひ吾が
背
(
せ
)
」(巻十六・三八〇六)の方が、古い味いがあるように思える。巻十六の歌は後に選んで置いた。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
事
(
こと
)
しあらば
小泊瀬山
(
をはつせやま
)
の
石城
(
いはき
)
にも
隠
(
こも
)
らば
共
(
とも
)
にな
思
(
おも
)
ひ
吾背
(
わがせ
)
〔巻十六・三八〇六〕 娘子某
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“石城”で始まる語句
石城山