トップ
>
眸
>
まな
ふりがな文庫
“
眸
(
まな
)” の例文
うちみたところその顔は、十七八にも見えたが、その
眸
(
まな
)
ざしは小児らしく悲しそうに見えた。
あめんちあ
(新字新仮名)
/
富ノ沢麟太郎
(著)
ある疑問に似たものを持つ思いなしか、
眸
(
まな
)
ざしなどにはその人のよりも
聡慧
(
そうけい
)
らしさが強く現われては見えるが、切れ長な目の目じりのあたりの
艶
(
えん
)
な所などはよく
柏木
(
かしわぎ
)
に似ていると思われた。
源氏物語:37 横笛
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
全くこの横着な男にはこの触診の瞬間では窒息するかと懸命に思えたが、医師はこれ以上なんの質問もしないで書類に書きいれをし、私は医師の巨大な体躯をかすみかけた
眸
(
まな
)
ざしにおさめた。
われはうたえども やぶれかぶれ
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
その彼の幻想に映じた彼女の姿は、ただ光り輝く
眸
(
まな
)
ざしが深い印象を残した。
あめんちあ
(新字新仮名)
/
富ノ沢麟太郎
(著)
眸
漢検1級
部首:⽬
11画
“眸”を含む語句
双眸
眼眸
眸子
黒眸
一眸
明眸
明眸皓歯
眸中
星眸
眸底
皓歯明眸
眸瞼
丹唇明眸
雙眸
開眸
金眸
美眸
緑髪黒眸
展眸
眸鼻
...