“真者:ほんもの” の例文
“真者:ほんもの”を含む作品の著者(上位)作品数
岡本綺堂3
久生十蘭1
“真者:ほんもの”を含む作品のジャンル比率
文学 > 中国文学 > 小説 物語0.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その声音こわねまでが同じであるので、婿の家も供の者も、どちらが真者ほんものであるか偽者にせものであるかを鑑別することが出来なくなった。
新次郎を取り押えて、大体の見当は付いたんですが、替玉か真者ほんものか、それが確かに判らない。
半七捕物帳:49 大阪屋花鳥 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
最初の幽霊が果して偽者であったことは、おきよと甚右衛門の白状によって確かめられたが、後の幽霊が果して真者ほんものであるかないかを、確かめ得るものはなかった。
真鬼偽鬼 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「ふふふ、とど助さんお聴きになりましたか、ひょろ松がえらいことを言い出しました。……では、先生におうかがいしますが、そういう奥まったところにある座敷土蔵へどうして偽物が忍びこみ、どうして大病の真者ほんものを持って行ったか、ひとつご釈義しゃくぎねがいましょうか」
顎十郎捕物帳:20 金鳳釵 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
高輪の半介はまあ打っちゃって置け。お節が真者ほんものか替玉か判らねえ以上は、野郎をいくら責めたところで埒は明くめえ。まさか草鞋わらじもはくめえから、当分は生簀いけすに入れて置くのだ。なにしろこの騒動のおこる前に、鍋久で二度も金を取られたというのがどうも可怪おかしい。
半七捕物帳:49 大阪屋花鳥 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)