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真弓
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まゆみ
ふりがな文庫
“
真弓
(
まゆみ
)” の例文
旧字:
眞弓
小田切三也
(
おだぎりさんや
)
の娘
真弓
(
まゆみ
)
と、その
従兄
(
いとこ
)
の
荒井千代之助
(
あらいちよのすけ
)
は、突き詰めた恋心に、身分も場所柄も、人の見る目も考えては居なかったのです。
百唇の譜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
覚悟で『
狼
(
ウルフ
)
』の
身辺
(
しんぺん
)
につきまとっている
紅子
(
べにこ
)
というモダン娘、もう一人は、紅子の密書を拾って
逸早
(
いちはや
)
く僕のところへ通報して寄越した
真弓
(
まゆみ
)
という若い女
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
さうして調度掛を呼寄せて、持たせて来た
壺胡籙
(
つぼやなぐひ
)
を背に負ふと、やはり、その手から、
黒漆
(
こくしつ
)
の
真弓
(
まゆみ
)
をうけ取つて、それを鞍上に横へながら、先に立つて、馬を進めた。
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
老女は播磨の伯母で、小石川に千二百石取の屋敷を構えている渋川
伊織助
(
いおりのすけ
)
の母の
真弓
(
まゆみ
)
であった。
番町皿屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
途中で夕焼けになり、南のほうに並んでいる
真弓
(
まゆみ
)
の丘などが非常に綺麗に見えました。
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
▼ もっと見る
その福岡は長男の
真弓
(
まゆみ
)
が今年から籍を置いた大学の所在地でもあった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「椋島君なら、僕が保証をするよ。あれはすこし妙な男ではあるが、そんな勇敢な仕事の出来るほどの人物じゃない。うちの娘の
真弓
(
まゆみ
)
のお守をしている位が精一杯じゃて」
国際殺人団の崩壊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「手紙といえば、
真弓
(
まゆみ
)
が、なにかビール
樽
(
だる
)
から、ことづかったようでしたが……」
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
弓
常用漢字
小2
部首:⼸
3画
“真弓”で始まる語句
真弓子