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省線
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しょうせん
ふりがな文庫
“
省線
(
しょうせん
)” の例文
私は立上ると、その足で附近の
省線
(
しょうせん
)
電車の駅へと急いだ。
鎌倉
(
かまくら
)
の海岸近くに住む深山木の家を訪ねる為であった。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
今回
省線
(
しょうせん
)
電車内に起りたる殺人事件は、本職を始め警視庁を
愚弄
(
ぐろう
)
することの
甚
(
はなは
)
だしきものにして、
爾来
(
じらい
)
極力
(
きょくりょく
)
探索
(
たんさく
)
の結果、
此程
(
このほど
)
漸
(
ようや
)
く犯人の
目星
(
めぼし
)
を
掴
(
つか
)
むことを得たるを以て
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
省線
(
しょうせん
)
電車の往復するのが
能
(
よ
)
く見える
硝子窓
(
ガラスまど
)
の上には「
天佑平八郎書
(
てんゆうへいはちろうしょ
)
」とした額を掲げ、壁には日本と世界の地図とを貼り、机の傍の本箱には棚を
殊
(
こと
)
にして洋書と
帙入
(
ちついり
)
の和本とが並べてある。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“省線”の意味
《名詞》
省線(しょうせん)
かつての鉄道省が管理、運営していた鉄道路線。
国電の旧称。
(出典:Wiktionary)
省
常用漢字
小4
部首:⽬
9画
線
常用漢字
小2
部首:⽷
15画
“省線”で始まる語句
省線電車