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相思
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さうし
ふりがな文庫
“
相思
(
さうし
)” の例文
勘次
(
かんじ
)
とお
品
(
しな
)
は
相思
(
さうし
)
の
間柄
(
あひだがら
)
であつた。
勘次
(
かんじ
)
が
東隣
(
ひがしどなり
)
の
主人
(
しゆじん
)
に
傭
(
やと
)
はれたのは十七の
冬
(
ふゆ
)
で十九の
暮
(
くれ
)
にお
品
(
しな
)
の
婿
(
むこ
)
に
成
(
な
)
つてからも
依然
(
いぜん
)
として
主人
(
しゆじん
)
の
許
(
もと
)
に
勤
(
つと
)
めて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
妻が夫を忘れたときに鏡の破片が
鵲
(
とり
)
になつて夫に告げたといふことや、
相思
(
さうし
)
といふ女が男を戀ひ慕つて墓へ參り、木となつてしまつたが、それが
相思樹
(
さうしじゆ
)
といふのだとか
尼たちへの消息:――よく生きよとの――
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“相思”の意味
《名詞》
相 思(そうし)
互いに慕い思うこと。
(出典:Wiktionary)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
思
常用漢字
小2
部首:⼼
9画
“相思”で始まる語句
相思樹
相思木帖金舞鸞