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目標
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めやす
ふりがな文庫
“
目標
(
めやす
)” の例文
目の届かない幅は問題外として、突き当りを
遮
(
さえ
)
ぎる壁を
目標
(
めやす
)
に置いて、
大凡
(
おおよそ
)
の見当をつけると、畳一枚を
竪
(
たて
)
に敷くだけの長さは充分あるらしく見えた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
躍り上り躍り上り仏名を唱えつつ当時の日本国内六十万人を
目標
(
めやす
)
に「光明」の文字を書いた
賦算
(
ふだ
)
を配って歩いた時宗の開祖一遍上人(延応元年に生れ正応二年に歿す)があります。
仏教人生読本
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
錘は板鉛を使って、一匁の十分の一か二もあればいい。それから錘の上一尺五寸ばかりのところへ、水鳥の白羽を移動式につける。これは、
目標
(
めやす
)
といって、魚が餌に当たった時の目印にするのである。
木の葉山女魚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
何故
(
なぜ
)
物質的の富を
目標
(
めやす
)
として
今日
(
こんにち
)
まで働いて来なかったのだろうと疑う日もあった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“目標”の意味
《名詞》
目 標(もくひょう)
道などを行く際の目印。目途。
標的。まと。
到達や実現を目指してもうけた水準。
(出典:Wiktionary)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
標
常用漢字
小4
部首:⽊
15画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目貫
目覚
目論見
目下
目論
目付