トップ
>
目差
>
まなざ
ふりがな文庫
“
目差
(
まなざ
)” の例文
その灰色の眼の澄んだ
目差
(
まなざ
)
しと、寂しげな口の善良な微笑とがなかったら、彼女はほとんど人目につかなかったろう。
ジャン・クリストフ:10 第八巻 女友達
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
私が、なにを言うかと
屹
(
き
)
ッとみる
目差
(
まなざ
)
しを、その老エスキモーは受けつけぬように静かに
人外魔境:08 遊魂境
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
編笠を頭の後にハネ上げ、肩を振って、
大股
(
おおまた
)
に歩いている、それは同志だった。暗い
目差
(
まなざ
)
しをし、前こゞみに始終オド/\して歩いている他の犯罪者とハッキリちがっていた。
独房
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
子供はランプの炎と老人の
目差
(
まなざ
)
しとに驚き、ただ
惘然
(
ぼうぜん
)
として身動きもしなかったが、やがて声をたて始めた。
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
その定かならぬ
目差
(
まなざ
)
しは乱される。
ジャン・クリストフ:03 第一巻 曙
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
目
常用漢字
小1
部首:⽬
5画
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
“目”で始まる語句
目
目的
目出度
目前
目標
目貫
目覚
目論見
目下
目論