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皇女
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ひめみこ
ふりがな文庫
“
皇女
(
ひめみこ
)” の例文
この製作は、『古流記』に従えば、孝徳帝の皇后
間人
(
はしひと
)
の
皇女
(
ひめみこ
)
が帝の
追善
(
ついぜん
)
のために企てられたものである。
古寺巡礼
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
この二皇子のまん中に生まれられたあのお気の毒な
間人
(
はしひと
)
ノ
皇女
(
ひめみこ
)
も、兄宮によく似たやさがたの、聡明さが顔のおもてにはつきりと浮彫りになつてゐるやうなお方だつた。
春泥:『白鳳』第一部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
遠智
(
おち
)
の岡ノ上に新たにおこされたミササギに、宝ノ
太后
(
おおきさき
)
と、
間人
(
はしひと
)
ノ
先后
(
さきのきさき
)
と大田ノ
皇女
(
ひめみこ
)
と、——この親子三代のなきがらを合はせ葬つた日は、夜来の雪が日ねもす野山をこめて降りしきり
春泥:『白鳳』第一部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
二十四の若い身ぞらで、年端もゆかぬ
皇子
(
みこ
)
・
皇女
(
ひめみこ
)
を残して世を去るのは、なんとしても辛かつたらうと思ふ。あれは
妹媛
(
いろと
)
の菟野とはちがつて、どこか淋しいところのある気の弱い女だつた。
春泥:『白鳳』第一部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
“皇女”の意味
《名詞》
皇女(おうじょ、こうじょ、ひめみこ)
天皇・皇帝の娘。
(出典:Wiktionary)
“皇女”の解説
皇女(ひめみこ/みこ/こうじょ/おうじょ)とは、皇帝・天皇の娘。日本においては、内親王号が成立する前に存在した女性皇族の身位でもある。皇女に対して皇帝・天皇の息子を皇子(みこ、おうじ)という。
(出典:Wikipedia)
皇
常用漢字
小6
部首:⽩
9画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“皇”で始まる語句
皇子
皇后
皇帝
皇国
皇
皇孫
皇神
皇統
皇祖
皇叔