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百出
ふりがな文庫
“百出”の読み方と例文
読み方
割合
ひゃくしゅつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひゃくしゅつ
(逆引き)
至急の急は則ち性慾を
恣
(
ほしいまま
)
にするの一事にして、其方法に陰あり陽あり、
幽微
(
ゆうび
)
なるあり
顕明
(
けんめい
)
なるあり、所謂浮気者は人目も憚らずして遊廓に狂い芸妓に戯れ、醜体
百出
(
ひゃくしゅつ
)
人面獣行
(
にんめんじゅうこう
)
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
推理の矛盾と
重畳
(
ちょうじょう
)
百出
(
ひゃくしゅつ
)
するのであるが、これが原因を
繹
(
たず
)
ねると、つまり二つに帰する。
性急な思想
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
一本の扇子を以て自在に人を笑はしむるを
業
(
わざ
)
とせる落語家の楽屋は存外厳格にして窮屈なる者なりとか聞きぬ。
芳菲山人
(
ほうひさんじん
)
の
滑稽家
(
こっけいか
)
たるは人の知る所にして、狂歌に狂文に
諧謔
(
かいぎゃく
)
百出
(
ひゃくしゅつ
)
尽くる所を知らず。
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
百出(ひゃくしゅつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“百”で始まる語句
百合
百姓
百日紅
百
百足
百舌
百年
百舌鳥
百済
百姓家
“百出”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
正岡子規
石川啄木