“白首”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しろくび53.8%
ごけ23.1%
しらくび23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また赤坂新町辺芸者家に接したる裏町にも白首しろくびいつとはなく集り住みて人の袖を引きしが、この二箇処いづれも大正五年以後妖婦の跡を絶ちぬ。
桑中喜語 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
会社をやめて、バアーの女給さんになったり、たまには白首ごけになったりする女工さんがあるのを。
工場細胞 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
到る処に白首しらくびの店が、押すな押すなで軒を並べて、弦歌げんかの声、湧くが如しだ。男も女も、老爺じじい若造わかぞうも、手拍子を揃えて歌っているんだ。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)