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白隠
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はくいん
ふりがな文庫
“
白隠
(
はくいん
)” の例文
白隠
(
はくいん
)
和尚は日ごろ修養を積み、
平生
(
へいぜい
)
の言行が正しく聖人たる資格あることを証明したゆえ、一時疑いを受けたことも、数年ならずして解けたのである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
一時はその手段の一つとしての禅の研究を思い附き、『禅門法語集』や『
白隠
(
はくいん
)
全集』を
頻
(
しき
)
りに精読し、禅宗の雑誌まで購読し、熱心鋭意して禅の
工風
(
くふう
)
に
耽
(
ふけ
)
っていた。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
大雅だって、芭蕉だって、江月だって、
白隠
(
はくいん
)
だって、
慈雲
(
じうん
)
だって、職場を守るための書道研鑽が混合している。純粋に、人間としての身嗜みからではなさそうである。
魅力と親しみと美に優れた良寛の書
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
又、
白隠
(
はくいん
)
、
恵端
(
えたん
)
、その他すぐれた宗教家がそこに深い歴史的の因縁を遺していることも聞いた。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
白隠
(
はくいん
)
なりしゆえ、後日に至り疑いも
解
(
と
)
け、差し支えなかったが、しかし世間では、ややもすれば
白隠
(
はくいん
)
以外の、しかも良からぬ人が、実際自分の私生児を引き
取
(
と
)
り
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
▼ もっと見る
ゆえにかかる場合に身を処すること同一筆法に出ても、
日
(
ひ
)
ごろの修養
如何
(
いかん
)
によりてその価値が
著
(
いちじる
)
しく違う。
白隠
(
はくいん
)
の
談
(
はなし
)
は美事であるが、僕はこの筆法をすぐに各自に応用するを
憚
(
はば
)
かる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
“白隠(白隠慧鶴)”の解説
白隠慧鶴(はくいん えかく、1686年1月19日(貞享2年12月25日) - 1769年1月18日(明和5年12月11日))は、臨済宗中興の祖と称される江戸中期の禅僧。諡は神機独妙禅師、正宗国師。
(出典:Wikipedia)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
“白隠”で始まる語句
白隠和尚
白隠元
白隠禅師