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白銀町
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しろかねちょう
ふりがな文庫
“
白銀町
(
しろかねちょう
)” の例文
喜「
宜
(
い
)
いから黙ってろ、殿様
此女
(
これ
)
の里は
白銀町
(
しろかねちょう
)
の
白旗稲荷
(
しらはたいなり
)
の神主の娘ですが、何うしたんだか、亭主思いで、
私
(
わたくし
)
が酒を飲んでは世話を焼かせますが、能く面倒を見ます」
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一ツ棟だ、かえって火元よりは火廻りの早かった藤木の方が何もかも丸焼けで、垣根を破って
隣裏
(
となりうら
)
へ逃出し
一家
(
いっか
)
命だけは無事だった。で、神田
白銀町
(
しろかねちょう
)
の煙草問屋へチンコッきりに通うようになった。
旧聞日本橋:11 朝散太夫の末裔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「
白銀町
(
しろかねちょう
)
にも古い人が
亡
(
な
)
くなってね、今じゃ
桶屋
(
おけや
)
の元さんと
煉瓦屋
(
れんがや
)
の大将と親方ぐれえな者だあな。こちとらあこうしてここで生れたもんだが、民さんなんざあ、どこから来たんだか分りゃしねえ」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
私は
白銀町
(
しろかねちょう
)
三丁目の
近卯
(
きんう
)
と申します
鼈甲問屋
(
べっこうどんや
)
の若い者ですが、
小梅
(
こうめ
)
の水戸様へ参ってお払いを百金戴き、首へ掛けて
枕橋
(
まくらばし
)
まで参りますると、ポカリと
胡散
(
うさん
)
な奴が突き当りましたから
文七元結
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
銀
常用漢字
小3
部首:⾦
14画
町
常用漢字
小1
部首:⽥
7画
“白銀”で始まる語句
白銀
白銀色
白銀屋
白銀黄金
白銀号
白銀荘
白銀造
白銀台町
白銀小実
白銀臺町