発揚はつよう)” の例文
旧字:發揚
今日世界における二つの大乗仏教国が互いに相知り相まじわって世界に真実仏教の光輝こうき発揚はつようするの時機はまさしく来ったのであります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
ワグナーの少時は、モーツァルトのような燦然さんぜんたる音楽的天才の発揚はつようはなかった。が、奔放にして剛毅ごうきなる異色を持った少年であったことは疑いもない。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)